小編成吹奏楽のための組曲ドリーから1.Berceuse（子守歌）楽譜

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小編成吹奏楽のための組曲ドリーから1.Berceuse（子守歌）
ガブリエル・フォーレ
Dolly suite
Gabriel Faure

フォーレによるロマンチックな作品を小編成吹奏楽で味わえます。
コンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。
楽譜をお求めの際はこちらからお願いします。

編成はFl.、Cl.1、Cl.2、A.Sax.、T.Sax、B.Sax.(Bs.Cl.)、Hn.1.2、
Tp.1.2、Tbn.1.2、Eup.、Tuba、Vib.、Marim.、Timp.、Trgl.-S.D.、B.D.-Cym.です。
鍵盤打楽器は省略可能です。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/zuQjNV6fEe0

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
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フォーレ作曲《ドリー組曲（Dolly Suite）》は、フランスの作曲家 ガブリエル・フォーレ（Gabriel Faure） が
1893年から1896年にかけて作曲した、連弾（ピアノ4手）のための組曲です。
この作品は、親しみやすく可愛らしい旋律と繊細な和声感で、多くの人に愛されています。

概要
原題：Dolly, suite pour piano a quatre mains
作曲年：1893?1896年
全6曲から成る
献呈先：エレーヌ・バルダック（愛称：ドリー）
ドリーは、フォーレの愛人だった女性の娘（エレーヌ）で、彼女の誕生日や成長にあわせて書かれたとされます。

各曲の構成と特徴
1.Berceuse（子守歌）
可愛らしい子守歌風の旋律で、作品の中でも最も有名。
優しいアルペジオと柔らかなハーモニーが印象的。

2.Mi-a-ou（ミ・ア・ウ）
タイトルは「猫の鳴き声」に由来すると誤解されがちですが、
実際は「エレーヌ」の兄が妹を呼ぶときの言い間違い（「Miaou」）から来ています。
活発で跳ねるようなリズム。

3.Le jardin de Dolly（ドリーの庭）
穏やかで、自然の中にいるような爽やかさ。
優雅なメロディーが印象的。

4.Kitty-Valse（キティ・ワルツ）
家猫「キティ」に捧げたワルツ。
躍動感とちょっとしたユーモアが漂う作品。

5.Tendresse（優しさ）
最も抒情的な楽章。温かみがあり、心に沁みる旋律。
フォーレ特有の繊細な感性が表れている。

6.Le pas espagnol（スペインの舞曲）
組曲のフィナーレ。スペイン風の舞曲（パソドブレ風）で、リズミカルで華やか。
生き生きとしたリズムと色彩感豊かな和声が魅力。

特徴と聴きどころ
全体的に家庭的で親しみやすい音楽でありながら、フォーレらしい洗練された和声と詩的表現が魅力。
各曲は短く、物語性を感じさせる構成。
ピアノ連弾用に書かれているため、2人の息の合った演奏が求められる。

派生と人気
オーケストラ編曲版も存在（作編曲者はアンリ・ラボーほか）。
特に「子守歌（Berceuse）」は単独でよく演奏され、テレビやCMなどでも使用されています。
尚、この《ドリー》は、ドビュッシーの《子供の領分》と並べて評価されることがあります。
このことは、エレーヌの母親のエンマが後のドビュッシー夫人となり、
その子供シューシューのために作曲された作品が《子供の領分》であるため、
ある意味で文字通りの姉妹作品となっているのです。

この小編成吹奏楽のためのアレンジは次の3曲から成ります。
1.子守歌
1.Berceuse
2'44"
2.ミ・ア・ウ
2.Mi-a-ou
1'55"
6.スペインの舞曲
6.Pas Espagnole
2'19"
合計7'58"
コンクールでの演奏も想定して書かれています。

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