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サックス五重奏「誰が呼びかけたのか、旅立ちの時に」楽譜

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サックス五重奏「誰が呼びかけたのか、旅立ちの時に」
フアン・デ・カベソン
Quien llamo al partir, partir
Juan de Cabezón

編成はソプラノ、アルト2本、テナー、バリトンです。
木管五重奏、クラリネット五重奏、金管五重奏版は発売中です。

スペイン・ルネサンスの音楽を、ぜひお楽しみください。
楽譜をお求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/fpHo6hC4dIA

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html

基本情報
作曲者:Juan de Cabezón(1547–1602)
(父はスペイン・ルネサンス最大の鍵盤作曲家 Antonio de Cabezón)

原曲:スペイン世俗歌曲 Quién llamó al partir, partir(発音:キエン・ジャモ・アル・パルティール、パルティール)

楽器:オルガン、ハープシコード(クラヴィチェンバロ)、またはヴィウエラ

典拠:Obras de música para tecla, arpa y vihuela(父 Antonio の死後、Juan が編集出版、Madrid, 1578)

背景
原曲は当時のスペイン宮廷や貴族社会で人気の恋愛を題材にした歌曲。

タイトルは直訳すると「別れに際し、誰が呼んだのか、別れよ」というニュアンス。
→ 文脈的には、旅立ち・別れの場面を描く情感的なテキストを持つ歌。

Juan(もしくは父 Antonio)は、この旋律を鍵盤用に編曲し、**装飾変奏(グロサ)**として展開した。

この曲は、複数の声部が独立した旋律を歌いながらも調和する、ポリフォニー(多声部音楽)の形式で書かれています。

曲の構造と技法
この曲は、ソプラノ、アルト、テノール1、テノール2、バスの5声部からなる合唱曲です 。ルネサンス期の特徴である模倣(イミテーション)やカノンといった対位法の技法が用いられていると考えられます。

音楽的背景
父のアントニオ・デ・カベソンは、スペイン王室に仕えたオルガニストとして知られており、器楽曲の分野で重要な役割を果たしました。彼の作品は、声楽曲の形式を器楽曲に応用したものも多く、この楽譜の曲も声楽曲でありながら、彼の音楽的特徴である緻密な対位法が見て取れます。

聴きどころ
この曲の聴きどころは、各声部がそれぞれ異なる旋律を歌いながら、全体として美しいハーモニーを形成する点です。特に、声部間でメロディーが受け継がれたり、重なり合ったりする様子に注目すると、より深く楽しむことができます。

原曲の哀愁ある旋律と、変奏による輝きの対比やスペイン黄金世紀の音楽語法(特にモーダルな響き)を味わえる作品です。

アトリエ・アニマート
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