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 クラリネット六重奏 メラリィ・マイ・ラヴ・アンド・アイ
トーマス・ベイトソン
Merrily my love and I
Thomas Bateson
編成はCl.5本、Bs.Cl.です。
金管六重奏、木管六重奏、サックス六重奏版は発売中です。
キリスト教の宗教音楽に属さない美しい世俗音楽をぜひ味わってください。
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「Merrily my love and I」は、トーマス・ベイトソン (Thomas Bateson) が作曲したマドリガルの一つです。
この曲は、彼の最初のマドリガル集である「The First Set of English Madrigales to 3, 4, 5 and 6 Voices」に1604年に収録されています。
「Merrily my love and I」について
このマドリガルは、通常5声(SATTB、ソプラノ、アルト、テノール2、バスなど、またはSATBB)のために書かれています。
歌詞の内容:
タイトルにある通り、「Merrily my love and I」(陽気に、私の愛する人と私)というフレーズが示すように、この曲は恋人たちと自然の中での喜び、楽しさを歌っています。特定の場所や出来事を具体的に描写するよりも、幸福感や牧歌的な雰囲気を伝えることに重点が置かれています。愛する人との間に流れる穏やかで楽しい時間、そしてそれを祝福するような自然の情景が描かれていると考えられます。
当時のマドリガルは、恋愛や自然、友情などのテーマが多く、「merrily my love and I」 はまさに恋愛の幸福感を表す典型的な詩句です。
音楽的な特徴:
明るく、軽快なテンポ: 「Merrily」(陽気に)という言葉が示唆するように、全体的に明るく、流れるようなテンポ感で書かれています。
活発な動き: 各声部が生き生きと動き、互いに模倣し合ったり、短いフレーズを交わしたりすることで、楽しげな雰囲気を醸し出します。
心地よいハーモニー: ベイトソンらしい、豊かで滑らかなハーモニーが特徴です。5つの声部が織りなすサウンドは、清らかでありながらも奥深さを感じさせます。
ワードペインティング: 他のマドリガルと同様に、歌詞の言葉や感情を音楽で表現するワードペインティングが随所にみられます。「Merrily」のような言葉には、軽快なリズムや上昇するメロディがつけられることがあります。また、愛や喜びを表現する箇所では、より充実した和音や柔らかな響きが用いられるでしょう。
親しみやすいメロディライン: ルネサンス期の多声楽曲としては比較的親しみやすく、耳に残るようなメロディラインが特徴です。
「Merrily my love and I」は、トーマス・ベイトソンの初期のマドリガル作品群の中でも、特に幸福感と軽やかさに満ちた一曲として知られています。ルネサンス・マドリガルの持つ牧歌的で甘美な魅力を存分に味わえる作品と言えるでしょう。
●トーマス・ベイトソン (Thomas Bateson, c. 1570 – 1630) という、イングランドとアイルランドで活躍したルネサンス後期から初期バロックにかけての作曲家がいます。彼は特にマドリガル(Madrigal)の作曲で知られています。
トーマス・ベイトソンは、2つのマドリガル集を出版しました。
"The First Set of English Madrigales to 3, 4, 5 and 6 Voices" (1604年)
"Second Set of Madrigals in 3, 4, 5 & 6 parts" (1618年)
トーマス・ベイトソンの「Madrigali a6」について
トーマス・ベイトソンのマドリガルは、当時のイギリス・マドリガル楽派の優れた例として評価されています。彼の作品は、イタリアのマドリガルの影響を受けつつも、英語の詩に合わせた独特の表現や、緻密なポリフォニー(多声)が特徴です。
「Madrigali a6」として具体的に作品を挙げるならば、彼のマドリガル集には例えば以下のような6声のマドリガルが含まれています。
"Ah, Cupid, grant" (ああ、キューピッドよ、与え給え) - 彼の初期の作品の一つで、情熱的なテキストと豊かな和声が特徴です。
"Her hair the net of golden wire" (彼女の髪は金糸の網) - 愛の苦悩を歌ったもので、声部の絡みが美しい作品です。
"Fond love is blind" (盲目の恋は) - 視覚的なイメージと音楽的な表現が結びついた、典型的なマドリガルの特徴を持つ作品です。
"When Oriana walk'd to take the air" (オリアーナが散歩に出かけた時) - これは、エリザベス1世を称えるマドリガル集『トリウムフズ・オブ・オリアーナ (The Triumphs of Oriana)』のために書かれたものですが、実際にそのコレクションには採用されなかった作品です。
マドリガルの特徴
マドリガルは、16世紀のイタリアで発展し、後にイギリスにも伝わった無伴奏の多声世俗声楽曲です。
歌詞: 通常、恋愛や牧歌的なテーマを扱った詩が用いられます。
声部: 3声から6声(またはそれ以上)で構成され、各声部が独立した旋律線を持ちながらも、全体として複雑で豊かなハーモニーを形成します。
ワードペインティング: 歌詞の内容を音楽で描写する「ワードペインティング(Madrigalism)」が多用されます。例えば、「昇る」という歌詞があれば音程が上がったり、「ため息」という歌詞には不協和音や休符が使われたりします。
感情表現: 詩の感情を深く掘り下げ、音楽によって表現しようとする点が特徴です。
トーマス・ベイトソンの「Madrigali a6」も、これらのマドリガルの特徴を色濃く反映しており、ルネサンス音楽の豊かな響きと感情表現を楽しむことができる作品群です。
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