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サックス六重奏 前奏曲 第22番 ロ短調 BWV 867 楽譜

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サックス六重奏 前奏曲 第22番 ロ短調 BWV 867
(平均律クラヴィーア曲集 第1巻)
J.S.バッハ
Praeludium No. 22 in b BWV 867
J.S.Bach

編成はソプラノ、アルト2本、テナー2本、バリトンです。
クラリネット六重奏、木管六重奏、金管六重奏版は発売中です。

バッハの穏やかな作品をお楽しみください。
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参考音源
https://youtu.be/qt7S0KkIKxo

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
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1. 作品の位置づけ
BWV 867 はヨハン・セバスティアン・バッハ《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》(1722年頃)の
第22番ロ短調(b minor)「前奏曲+フーガ」のうちの前奏曲です。

第1巻の終盤に位置し、
精神性・緊張感・内省的表情がきわめて強い作品群の一つに属します。

2. 調性:ロ短調の意味
バッハにおけるロ短調は、深い悲しみ、厳粛さ、知的・宗教的な沈潜
を象徴する調です。

有名な例としては
《ロ短調ミサ》が挙げられますが、
この前奏曲にも同様の重く沈んだ精神性が流れています。

3. 音楽的特徴
① 厳粛なトッカータ的性格
この前奏曲は、分散和音型ではなく和音的・動機的書法が中心で、トッカータ的な性格を帯びています。
強い和声の打撃休符による「間」
重心の低い音域配置
→ 緊張感の高い音楽空間を形成します。

② 重厚な和声進行
和声はきわめて濃密で、短調特有の下属・属の緊張
半音階的進行、不協和の扱いの厳しさが際立っています。

この前奏曲は
和声そのものが主役であり、旋律的な「歌」は意図的に抑制されています。

③ 動機の反復と蓄積
短い動機が、反復、移高、音域変化
を通して蓄積され、静かながらも強烈な推進力を生みます。

感情を外に放出するのではなく、内側へ内側へと掘り下げていく音楽です。

4. 構造の概観
明確な形式名はありませんが、
前半:主調ロ短調の確立
中間:関係調・半音階的進行による緊張増大
後半:主調回帰と重々しい終止
という、
和声的アーチ構造を持っています。

5. フーガとの関係
続くフーガ第22番(5声)は、《平均律》第1巻で最も複雑なフーガの一つ
対位法の極致として知られています。
この前奏曲はそのフーガに先立ち、調性の厳しさ、精神的緊張、
重厚な音楽空間を聴き手の耳と精神に準備させる役割を果たしています。

6. 演奏・解釈のポイント
● テンポは「動かしすぎない」
劇的に煽らない重心を低く保つ
→ Grave に近い精神性が理想。

● 音価と休符を大切に
休符は沈黙ではなく「意味ある間」
和音の持続感を意識する

● 表情は内向的に
この曲は感情表現よりも、構造、和声
緊張の制御が重要です。

7. 教育的・実践的価値
この前奏曲は、高度な和声理解、短調表現の深掘り
フーガへの精神的準備という点で、
上級学習者向けの極めて重要な教材です。
また、
合奏・吹奏楽的視点で見ると、
低音主導の和声構築、垂直和声の重み
音域バランスを学ぶ素材としても非常に示唆的です。

まとめ
《前奏曲 第22番 ロ短調 BWV 867》は、
華やかさを排した知的で厳粛な《平均律》第1巻後半を象徴する作品であり、
続く5声フーガへの精神的序章として、バッハ芸術の深淵を静かに示しています。

アトリエ・アニマート
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