1/2

クラリネット五重奏 カンツォン〈エチオピア風イントラーダによる〉

Cl5canzon_aechiopicam-pdf.zip

¥3,850

ダウンロード販売の商品
購入後にDL出来ます (511334バイト)

クラリネット五重奏 カンツォン〈エチオピア風イントラーダによる〉
サミュエル・シャイト
Canzon super Intradam Aethiopicam SSWV 68
Scheidt, Samuel

編成はCl.4本、Bs,Cl.です。
サックス五重奏、木管五重奏、金管五重奏版は発売中です。

北ドイツのバロック期に輝いた作品を演奏で味わいたいものです。
コンサートピースの小品に、ぜひどうぞ。
楽譜をお求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/EFJJnorRr34

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html

1. 作曲者と時代背景
サミュエル・シャイト(Samuel Scheidt, 1587–1654)は、
ドイツ初期バロックを代表する作曲家で、
スヴェーリンクの弟子
ドイツ器楽音楽(特に鍵盤・合奏)の確立者
ルネサンスからバロックへの様式転換期を体現する人物です。
本作は、シャイトが得意とした
既存旋律(モデル)に基づく器楽作品の典型例です。

2. 題名の意味
● Canzon
イタリア起源の器楽曲形式
声楽カンツォーナを起源とし、明確な動機、模倣書法
部分ごとの対比を特徴とする

● super Intradam Aethiopicam
「〈イントラーダム・エチオピカム〉による」
super は「〜に基づく」「〜を素材として」という意味
つまりこの曲は
既存の器楽曲《Intradam Aethiopicam(エチオピア風イントラーダ)》を主題素材として作られたカンツォン
です。

3. 「Intradam Aethiopicam」とは?
Intrada(イントラーダ)
行進・入場のための器楽曲
明快で儀式的、主に金管や合奏で演奏されたAethiopicam(エチオピカム)
直訳すると「エチオピア風」実際のアフリカ音楽というより、
当時のヨーロッパ人が想像した“異国風”
→独特な旋律進行
力強いリズム
素朴で荒々しい性格を指します。

4. 音楽的特徴
① 明確な動機主導型構造
短く特徴的な動機を提示
各声部で模倣
セクションごとに動機が変化
→ 後のフーガ様式への橋渡し

② 合奏的・立体的書法
各声部が独立しつつ垂直和声も強調
これは、ルネサンス的対位法とバロック的和声感覚
が共存している証拠です。

③ 異国趣味の表現
規則的すぎないリズム
強拍の強調
時に荒々しい和声感
→ 「文明的洗練」よりも
野性味・力強さを前面に出しています。

5. 構造の考え方
この作品は明確な「形式名」よりも、
動機Aによる模倣セクション
動機Bによる対照セクション
再び主動機回帰、という
カンツォン特有のブロック構造で理解すると分かりやすいです。

6. 演奏・合奏のポイント
● アーティキュレーション重視
レガートより明確な発音
舞曲・行進的性格を意識

● 声部バランス
主動機がどこにあるかを常に共有
全員が同じ音量で吹かない

● テンポ感
速すぎず、重すぎず
「入場音楽」の堂々さを保つ

7. 音楽史的意義
この作品は、ルネサンス様式の終着点
バロック器楽曲の出発点
合奏音楽における主題労作の初期形を示す重要なレパートリーです。

まとめ
《Canzon super Intradam Aethiopicam》は、
異国趣味、模倣書法、合奏的迫力を併せ持つ、
シャイトらしい知的かつ力強い器楽作品です。

吹奏楽・金管アンサンブルで演奏すると、主題の受け渡し、
初期バロック様式理解に非常に良い教材となります。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

Currently international shipping unavailable

¥3,850

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品