サックス六重奏 6声のためのイントラーダ 第21番 楽譜
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サックス六重奏 6声のためのイントラーダ 第21番
メルヒオール・フランク
Intrada XXI à 6
Melchior Franck (c.1579–1639)
編成はソプラノ2本、アルト2本、テナー、バリトンです。
クラリネット六重奏、木管六重奏、金管六重奏版は発売中です。
ドイツ・バロックの扉を開いた作品をぜひ味わってください。
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参考音源
https://youtu.be/pODRfz0QTvM
Youtubeチャンネル
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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
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1. 作曲者について
メルヒオール・フランク (Melchior Franck) はドイツ後期ルネサンス〜初期バロックの作曲家。
バンベルク司教領の宮廷楽長を務め、教会音楽(モテット)から世俗曲(カンツォネッタ、舞曲)まで幅広く作曲。
特に多声音楽において、対位法的な緻密さと明快な旋律性を結びつけた点が評価されています。
2. 《Intrada XXI à 6》の概要
編成:6声(à 6)
→ 当時の「Intrada」はしばしば器楽合奏曲として演奏され、トランペット+コルネット、またはヴァイオルや声楽器でも演奏可能。
ジャンル:イントラーダ(「入口の曲」「入場の曲」)
→ 典礼や祝典、儀式などの冒頭に演奏されるファンファーレ的な性格を持つ器楽小品。
位置づけ:Franck の器楽曲集に含まれるもので、21曲目にあたる作品。
3. 音楽的特徴
荘重な開始
明確なリズム動機と和音構造で、典礼的・儀礼的な雰囲気を演出。
同音の反復や堂々とした分散和音が、入場曲としての性格を強める。
対位法的展開
各声部が模倣的に主題を受け渡しながら進む。
6声という厚みを活かし、重厚で壮麗な音響を形成。
和声と調性感
モードを基盤としながら、調性の安定感が増しており、バロック初期的な響きを感じさせる。
終止は明確で、典礼的荘厳さを支える。
リズム感
明快な二拍子・四拍子感があり、行進・入場にふさわしい規則的リズム。
短いシンコペーションや模倣の重なりが緊張感を生み出す。
4. 音楽的意義
祝典音楽の典型:典礼や宮廷行事で用いられた「イントラーダ」の典型例であり、当時の祝典文化を理解する重要な手がかり。
対位法から調性への橋渡し:ルネサンスのポリフォニーと初期バロックの調性的重厚さを融合。
6声の豪華な響き:単なるファンファーレでなく、模倣技法と和声の厚みを兼ね備えた芸術性の高い小品。
まとめ
《Intrada XXI à 6》は、メルヒオール・フランクによる6声部の祝典的イントラーダで、荘重なリズム、模倣的対位法、調性的安定感を備えた作品。典礼や宮廷の儀式にふさわしい壮麗な響きで、ルネサンスからバロック初期への音楽的移行を示す重要な小品である。
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