金管七重奏 オラトリオ「メサイア」から第11曲 合唱「ひとりのみどりごがわれらのために生まれた」
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金管七重奏 オラトリオ「メサイア」から第11曲 合唱「ひとりのみどりごがわれらのために生まれた」
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
No.11 Chorus "For unto us a Child is born" from《Messiah》
G.F.Handel
編成はTp.2本、Hn.2本、Eup.またはTbn.2本、Tubaです。
サックス七重奏、木管七重奏、クラリネット七重奏版は発売中です。
聴衆に希望と光を感じさせるヘンデルの名曲をぜひ味わってください。
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参考音源
https://youtu.be/6wwxb-1XubM
Youtubeチャンネル
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アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
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No.11 Chorus "For unto us a Child is born" from《Messiah》
1. 作品の位置づけ
オラトリオ《メサイア》(1741作曲、1742初演)は、ヘンデルの代表作であり、聖書のメシア(救世主=キリスト)を題材とした三部構成の大作。
第11曲は第1部(救世主降誕の予言と誕生)に含まれる合唱曲。
歌詞は旧約聖書 イザヤ書9章6節 に基づく:
"For unto us a Child is born, unto us a Son is given…"
(ひとりのみどりごが我らのために生まれた、ひとりの男の子が我らに与えられた)
2. 音楽的特徴
(1) 構造
典型的な ダ・カーポ形式(A–B–A’) の合唱。
A部:「For unto us a Child is born」
軽快で喜ばしいフーガ風主題。
声部が次々に模倣しながら歌い継ぐ。
B部:「And the government shall be upon His shoulder」
より荘重で和声的な書法に変化。
王的権威を表す堂々とした響き。
A’部:冒頭が再現され、華やかに結ばれる。
(2) 対位法
各声部が「For unto us a Child is born」の旋律を模倣的に提示し、ポリフォニックに絡み合う。
これはヘンデルがイタリア様式のアリア的要素と、ドイツ的フーガ伝統を融合させた典型例。
(3) テキスト表現
「born」「given」などの言葉に合わせて、軽快で喜びに満ちた音型。
「Wonderful, Counsellor, The mighty God…」など後半では、荘厳で垂直和声的な響きに移行。
テキストの意味を音楽様式の対比で描き出している。
3. 演奏効果
全合唱による華やかで力強い響きが特徴。
軽やかさ(冒頭部)と荘重さ(中間部)の対比が明確で、ドラマティックな場面効果をもつ。
「ハレルヤ・コーラス」と並び、《メサイア》の合唱曲の中でも人気の高い楽章。
4. 意義
ヘンデルが「旧約の預言 → 新約の成就」を音楽で描く際の象徴的合唱。
フーガ的技巧と荘重な合唱様式を融合したバロック合唱音楽の到達点のひとつ。
歴史的にもクリスマスに頻繁に演奏される代表的な合唱曲。
まとめ
「For unto us a Child is born」は、ヘンデル《メサイア》第1部における祝祭的合唱で、軽快なフーガと荘重な和声の対比を通じて救世主誕生の喜びを描いた。テキストの意味を音楽的に鮮やかに反映し、バロック合唱の代表的名曲として愛され続けている。
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