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金管四重奏『フーガの技法』Contrapunctus 1
b-mollで一般的な編成になっています。
Trumpet、Horn 、TromboneまたはEuphonium、Tuba、スコア&パート譜付き。
バッハの様式美をぜひ、あなたのコンサート・ピースにどうぞ。
お求めの際はこちらからお願いします。
アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/
参考音源
https://youtu.be/W91zdp_0mFw
アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html
『フーガの技法』ニ短調 BWV1080は、
ヨハン・ゼバスティアン・バッハが晩年に構想した理念的作品集の一角をなすものです。
Contrapunctus 1はもっともシンプルなフーガで、明確な対位句すら現れず、
ほぼ単一主題のまま、きわめて狭い範囲の調のみを通ります。
声部の独立が保たれ、厳格なモテットのように響きます。
3声部より少なくなることはありません。楽曲の中間にいっさい休止も完全終止も入らないため、
厚みと重みを持ったまま進みます。更には、最後に全声部が停止する休符と、ややトッカータ風のコーダがついて、
全体は古式ゆかしい対位法作品になっています。
「フーガ」はある規則に従った模倣様式で、一定の形式をもちません。逆にフー
ガ様式を様々な音楽形式・様式に持ち込むことができます。すなわちフーガに
よるソナタ、フーガによる舞曲などを作ることが可能です。「フーガの技法」の中
にも、フーガ様式とカノン様式の融合が見られます。フーガは2声部以上の多声部で作曲され、
主題はその声部間で相互に模倣されます。
主題
フーガは、「主題」と呼ばれる旋律の模倣によって構成されます。主題の長さや
音域に制限はありませんが、後に述べる応答の導入をスムーズにするため、多
くの主題は主音または属音に始まります。また主題の多くは、いくつかの特徴
的な旋律の組み合わせで構成されています。
フーガは、「主題」と呼ばれる旋律の模倣によって構成されます。主題の長さや
音域に制限はありませんが、後に述べる応答の導入をスムーズにするため、多
くの主題は主音または属音に始まります。また主題の多くは、いくつかの特徴
的な旋律の組み合わせで構成されています。
曲の冒頭に示された主題に続いて、その主題の模倣である「応答」が示されま
す。応答は必ず主題が示されたのとは別の声部に示されます。応答では、基
本的に主題の旋律に含まれる主音が属音に、属音が主音になる様に模倣され
ます。応答にはいくつかのタイプがあります。
フーガは、主題の数や主題の変形などによっていくつかに分類され、その特徴
的な技法を示す名称によって呼ばれることがあります。1つのフーガに複数の技
法が見られる場合、複合した名称を用いるか、あるいはもっとも強調すべき技
法によって呼ばれます。
単純フーガ
1つの主題によるフーガで、主題の転回や拡大、縮小などが行われないものを
言います。フーガの技法ではContrapunctus1~4などが単純フーガです。
反行フーガ
主として1つの主題によるフーガで、応答が反行形で示されるものを言います。
呈示部以降、曲の途中から反行形の主題が示される場合にも、反行フーガと
呼ぶことがあります。フーガの技法ではContrapunctus5~7などが反行フーガ
です。
縮小フーガ
曲の中で、音の長さが全体にわたって一定の割合で縮められた主題が現れる
ものを言います。縮小された主題が曲の途中から現れるものや、それぞれの主
題が個別の呈示部をもつものがありますが、フーガの技法では、縮小された主
題と、もとの長さの主題が、呈示部から混在しています。Contrapunctus6で
は、音の長さが1/2に縮められています。
拡大フーガ
曲の中で、音の長さが全体にわたって一定の割合で伸ばされた主題が現れる
ものを言います。縮小フーガ同様、フーガの技法では、拡大された主題と、もと
の長さの主題が、呈示部から混在しています。Contrapunctus7では、音の長さ
が2倍に伸ばされています。
2重フーガ
主題が2つあり、その2つが結合、すなわち同時に別々の声部に示すことが可
能であるフーガです。最初に示された主題を第1主題、次に示された主題を第2
主題と呼びます。曲の構造としては、最初に第1主題の呈示部があり、そのの
ち第1主題と第2主題が結合して示されます。結合の前に第2主題の呈示部を
置く場合もあります。バッハのフーガでは、曲の冒頭で2つの主題が結合される
ことはありません。フーガの技法ではContrapunctus9、10が2重フーガです。
3重フーガ
主題が3つあり、その3つが結合、すなわち同時に別々の声部に示すことが可
能であるフーガです。3番目に示された主題は第3主題と呼ばれます。基本的な
構造は2重フーガと同様ですが、各主題の呈示の仕方で様々なヴァリエーショ
ンが考えられます。Contrapunctus8、11が3重フーガです。
なお、バッハの時代にはまだ3重フーガという語は定着しておらず、「3主題によ
るフーガ」などと呼ばれていました。
「鏡像」フーガ
バッハ本人は「転回対位」(Contrapunctus inversus)と呼んでいますが、今日
では一般に「鏡像」と呼ばれています。主題の扱いに関わるものではなく、転回
対位法によって曲全体を上下転回できるように作られたフーガを言います。フー
ガの技法においては第3音を軸として転回されるため、転回後もフーガとして成
立するためには、調性的応答でなければなりません。Contrapunctus12、a3が
これに当たります。
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