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打楽器四重奏:ユモレスク 第7番 楽譜

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打楽器四重奏:ユモレスク 第7番
編成はGlock.、Xylo.、Vib.、Marim.です。
木管四重奏やサックス四重奏でも演奏できます。
金管四重奏版は発売中です。

ユーモア溢れる可憐な名曲を、ぜひお楽しみください。
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/C8LX8V925fI

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html

Dvorak, Antonin:8 Humoresky Op.101 B.187
作曲年:1894年  出版年:1894年
アントニン・ドヴォルザーク
Antonin Dvorak

第7曲 Poco Lento e grazioso 交響曲第9番《新世界より》を作曲したチェコの音楽家、
アントニン・レオポルト・ドヴォルザーク(1841- 1904)の曲です。
この曲は交響曲第9番《新世界より》と同じく有名な曲で、ピアノ曲集《8つのユーモレスク》作品101の7曲目として作曲されました。
元々はピアノ独奏用の曲であるが、名ヴァイオリニストのフリッツ・クライスラーによるヴァイオリン独奏の編曲も有名です。
変ト長調による五音音階風の旋律は、休符を挟んだリズムと合わせて、親しみのある民謡的な印象を与えています。

アントニン・レオポルト・ドヴォルザークは、現在のチェコ共和国にあたる、オーストリア帝国のネラホゼヴェスという小さな村で
1841年に生まれ、プラハで1904年に亡くなりました。音楽好きな食堂兼肉屋の長男として生まれ、毎日、食堂のお手伝いをして育ちました。食堂に来るお客は鉄道建設の労働者。鉄道が開通した日に初めて列車を見た彼は、一目で列車のとりこになり、いつか乗ってみたいと憧れを抱きます。
一方で、小学生のときからヴァイオリンを習い、その音楽的才能を開花させていきます。

「ユーモレスク」は、ドヴォルザークが53歳の夏に作曲した「8つユーモレスク」と呼ばれるピアノ曲集の第7曲目で、
通常「ユーモレスク」とだけ言うと、この第7番を指します。
「ユーモレスク」はロマン派音楽の形式の1つで、自由形式の小品です。ドヴォルザークが晩年、病に伏せていたときに、
お見舞いに訪れた世界的ヴァイオリニストのフリッツ・クライスラーが、彼の部屋の楽譜の山からこの曲を発見。
クライスラーが編曲して演奏したものが大きな人気を博し、それがもとで、ほかの楽器にもアレンジされるようになりました。

ドヴォルザークは、50歳のときアメリカへ渡り、ニューヨーク・ナショナル音楽院の院長に就任し、
その後4年間をアメリカで過ごします。「ユーモレスク」は、アメリカ滞在期間中の夏休みに、
チェコへ一時帰国していたときに作曲されました。この曲の冒頭、細かい音が4つずつ続くのですが、
これは、汽車の車輪がくるくると動く音を表現した、と言われています。鉄道マニアだった彼は、
アメリカ滞在中も毎日汽車を利用していたそうで、祖国の汽車の音と違いについて
「レールの長さが影響しているのでは」と分析していたという逸話も残っています。
懐かしい故郷の汽車の音を聴いて、作曲する意欲が湧いてきたのかもしれません。

アメリカ民謡の父といわれるスティーブン・フォスターが1851年に作曲した「故郷の人々」、
別名「スワニー河」という曲があります。この曲が「ユーモレスク」の冒頭と非常によく似ているため、
同時に演奏されることがあります。この事実をドヴォルザークが知っていたかどうかは定かではありませんが、
ドヴォルザークもフォスターも、故郷を偲んで作曲した曲なので、この偶然はとても興味深い話です。

1894年。「ユーモレスク」とはユーモアのある作品という意味は、
ドヴォルザークはこの自由な気風の曲集に5音音階を用いて独特のスタイルを築き上げました。
シンコペーションやブルーノート(3度と7度を半音低くした、ジャズに使われる旋法)がみられるなど
アメリカ音楽の影響も受けています。
ドヴォルザークのピアノ作品中もっとも有名なのが第7番のユーモレスクです。

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