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金管四重奏 セレナード ハ長調作品48よりワルツ
Waltz from Serenade
編成はTp.2本、Tbn.またはEup.、Tubaです。
木管四重奏やサックス四重奏でも演奏できます。
甘く美しいチャイコフスキーの名曲を、ぜひお楽しみください。
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アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/
参考音源
https://youtu.be/nWfIKtkM928
アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html
弦楽セレナード ハ長調作品48は、ピョートル・チャイコフスキーが1880年に作曲した弦楽オーケストラのための作品です。
チャイコフスキーの代表作の一つとして広く親しまれています。
この作品は、チャイコフスキーがモスクワ音楽院に着任した時からの親友で
チェロ奏者のコンスタンチン・カールロヴィチ・アルブレヒトに捧げられました。
当時のヨーロッパ音楽について表面的な効果を狙ったものという批判的な感想を持っていたチャイコフスキーが、
自身の敬愛するモーツァルトの精神に立ち返る、という意図から書いたものであり、
パトロンのフォン・メック夫人へ完成を報告する手紙にも「強い内的衝動によって書かれたもので、
だからこそ真の芸術的な価値を失わないものです」と記しています。
第2楽章
Waltz; Moderato (Tempo di valse)
ロンド形式(A-B-A-C-A-B-A)のワルツ。甘く気品のあるメロディーが特徴です。
ソナタや交響曲の楽章にワルツを用いることは、チャイコフスキーの常套手段でしたが、この楽章も例外ではありません。
ワルツのリズムに乗って、第1ヴァイオリンが奏するメロディーは親しみやすく有名です。
この楽章の冒頭部は、NHK衛星第2テレビジョン(BS-2)の番組「クラシック・ロイヤルシート」のオープニングで使用されています。
チャイコフスキーの弦楽セレナード(ハ長調 作品48)は、1880年に作曲されています。
チャイコフスキーはペテルブルク音楽院を卒業後、1866年にモスクワに移住し、モスクワ音楽院
で教えることになりました。それは12年間続き、その後はヨーロッパ各地を転々としながら作曲活動を
行っていました。その時期に書かれたのがこの「弦楽セレナード」で、作曲は1880年。モスクワ音楽院に
勤めるようになった時期からの友人であったチェロ奏者のコンスタンチン・アルブレヒトにこの作品
は献呈されている。
この少し前の1876年に富豪の未亡人メックから資金援助の申し出を受け、作曲活動に集中でき
る環境を得たチャイコフスキーは、交響曲第4番(1876~77年作曲)をメック夫人に献呈しました。
ふたりは直接会うことはありませんでしたが、手紙を頻繁にやり取りするようになりました。彼女に宛てた手紙の中で
チャイコフスキーはこの「弦楽セレナード」に関して、第1楽章は「モーツァルトの様式を意図的に模倣した」と書いています。
セレナードというジャンルはモーツァルトが得意としており(例えば有名な
「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」など)、特に第1楽章に付けられた「ソナチネ」という単語はモーツァルトを
意識したものでしょう。編成は弦楽5部。オーケストラの弦楽器奏者が全員で演奏出来るのですが、
チャイコフスキーは、その弦楽器奏者の数は多ければ多い方が作曲家の意図に合う、とスコア
に書き込んでいます。
公式の初演の前に、モスクワ音楽院の学生たちがサプライズで演奏しました。1881年の公開初演で
はエドゥアルド・ナプラヴニク(チェコ人の指揮者でロシア在住。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第
1番のロシア初演も指揮した)が指揮を担当しました。
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー (1840~1890)
ウラル地方の鉱山技師の息子として生まれ、最初はサンクトペテルブルクの法律学校へ進み、官
吏となりますが、音楽への意欲は消えませんでした。1861年21歳の時にペテルブルク音楽院に入学。卒
業後はモスクワに移り作曲家として活躍するようになります。1875年にピアノ協奏曲第1番を発表。その翌年に
は大富豪の未亡人メックが援助を申し出て、ようやく作曲に専念する環境を得ます。数々の名作を書
いた後、交響曲第6番「悲愴」の初演直後に亡くなりました。
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