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歌劇「魔笛」アリア・ハイライツ 吹奏楽譜

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歌劇「魔笛」アリア・ハイライツ 吹奏楽譜

モーツァルト3大オペラの最終作「魔笛」の中から有名なアリア4曲を集めました。
愛らしくファンタジックな名曲の数々をPiccolo TrumpetとEuphoniumのSoloで綴ります。
Piccolo TrumpetのソロはEs Clarinetに変更可能です。
原調のままですからSopranoとBaritoneの歌手付きでも効果的なプログラムとなるハイライツです。
演奏時間10分15秒です。

モーツァルトの名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/_SGh29vrE_I

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html

1.「私は鳥刺し」(パパゲーノ)
第一幕で鳥刺し(鳥を捕まえる仕事)をしているパパゲーノが歌い上げます。
おしゃべりで陽気なパパゲーノのキャラクターが表現されているアリアです。
大きな鳥かごを背負い、奇妙な羽毛の服を着た鳥刺しパパゲーノが自己紹介を歌って登場する愉快な民謡調のアリアです。
もとは当時流行した歌だった。途中にパパゲーノが吹くパンの笛の音が入ります。
《直訳》
おれは鳥刺しだ
いつも陽気で ハイザ ホプササ!
鳥刺しならおれのこと
老いも若きも 国中じゅう誰もが知っている
鳥のおびきよせ方も知ってるし 5本の笛で有名だ
いつも楽しく 陽気に暮らしてる
なにしろ鳥はみんなおれのものだ

おれは鳥刺しだ
いつも陽気で ハイザ ホプササ!
鳥刺しならおれのこと
老いも若きも 国じゅう誰もが知っている
女の子を捕まえる網がほしい
仕掛けたら 1ダースほどつかまえられるかな
そいつを籠に入れたら 女の子はみんなおれのもの

2.「復讐の心は地獄のように胸に燃え」(夜の女王のアリア)
夜の女王が歌うアリアです。曲名よりも「夜の女王のアリア」として呼ばれることが多く、
オペラを知らない人でも聞いたことがあるほど有名な楽曲です。
第二幕で、娘パミーナにザラストロを殺せと命じるシーンで歌われます。
激しい怒りを表現するためモーツァルトは、歌手に対して高い音(最高音ヘ音)を要求しました。
このアリアを歌いこなせる人は世界で数名しかいないと言われるほど、とても難易度の高い楽曲です。
《直訳》
地獄の復讐が私の心に煮えたぎっている
死と絶望の炎が私の周囲で燃え上がる
お前がザラストロに死の苦しみを与えないのならば
もう親でもなければ子でもない

永久に縁は切れ お前は見捨てられるのだ
自然の(親子の)あらゆる絆は永遠に打ち砕かれるのだ
お前がザラストロの息の根を止めないならば
聞け 復讐の神々よ! 聞け この母の誓いを!

3.「恋人は女房があればいいが」(パパゲーノ)
沈黙の試練を受けていてもしゃべらずにはいられないパパゲーノ。
雷で脅されたり、おなかがすいたりで、試練をうけたことを後悔しているところへ弁者があらわれてワインをふるまいます。
ワインを飲んだパパゲーノは今度はできることなら恋人か女房がほしいと魔法の鈴を鳴らし歌います。
陽気な悲しみがこめられた民謡風のアリアです。
《直訳》
彼女か女房を パパゲーノは欲しいんだ
ああ そんな気立てのいい可愛い娘がいたら まさにこのうえない幸せよ

そうなりゃ飲み食い みなおいしくて 王様とだって肩を並べられるだろうさ
人生を賢い人間として楽しみ まるで天国にいるようだろう

彼女ひとりか女房ひとり おれの欲しいのはこれだけさ
優しい小鳩がいてくれりゃ まさに幸せそのものよ

ああ 誰も好いてはくれんのか 魅力的な娘たちの誰にも?
どうか誰か この苦境から助けておくれ さもないと本当に死ぬほどうらむぞ

娘っ子か可愛い女房がひとり パパゲーノは欲しいんだ
ああ やさしい小鳩がいてくれりゃ おれはまったく大喜びさ

4.フィナーレ「パ・パ・パ」(パパゲーノ・パパゲーナ)
パパゲーノとパパゲーナが歌う二重奏です。
二幕の最後、2人が再開しめでたく夫婦になるシーンで歌われます。
冒頭からしばらくは「パパパ」とお互いの名前を歌うとても楽しい楽曲です。
「パ・パ・パ」 と互いに呼びかけ合い、しっかりと抱き合って喜びを歌います。
《直訳》 
パパゲーノ 「お前 本当におれの女房か」
パパゲーナ 「そうよ ほんとにあんたの妻よ」
パパゲーノ 「じゃあ かわいい女房になってくれ」
パパゲーナ 「じゃあ あんたも私の大事な人よ」
ふたり一緒に 「うれしい神のおぼしめし 二人の愛のご褒美に かわいい子供をさずかるなら どんなにかうれしかろ」
パパゲーノ 「はじめは小さいパパゲーノ」
パパゲーナ 「それから小さいパパゲーナ」
パパゲーノ 「もひとり小さいパパゲーノ」
パパゲーナ 「またまた小さいパパゲーナ」
ふたり一緒に 「天にも昇る気持ちってもんだ
たくさん たくさん パパゲーノ たくさん たくさん パパゲーナ
二人はたちまち子だくさん 親冥利につきるってことよ」

物語はメルヘンの世界となっていて、ややストーリーにつじつまの合わない箇所があります。
これは、モーツァルトと台本を書いたシカネーダーの二人が、
当時流行っていた秘密結社「フリーメーソン」という一種の宗教の信者で、
作品にその教義を盛り込んだため、少し混乱してしまったようなのです。
しかし、基本的にはメルヘンの優しい世界の中で、楽しいエピソードが繰り広げられます。
いつもは敷居が高くて堅苦しいオペラ鑑賞も、このオペラなら肩の力を抜いて、
ゆっくり楽しむことができるでしょう。

誰でも知っているメロディー、オペラらしいメロディー。
極上のモーツァルトの音楽を聴くことができるのが、この『魔笛』の最大の魅力です。
例えば、夜の女王のアリアと言えば、コロラトゥーラと呼ばれるソプラノ歌手が
綱渡りのように最高音を出すことで、このオペラの名物となっています。
タミーノのアリア「なんと美しい絵姿」を歌う主役テノールは叙情的で優しい声が必要です。
また、パパゲーノとパパゲーナの二重唱「パ・パ・パ」は、何とも楽しい歌ですので、
ぜひ一度、聴いてみることを薦めします。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

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