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木管五重奏(六重奏) ディヴェルティメントK.136(モーツァルト)3楽章
編成はフルート、オーボエ、クラリネット2本、ファゴットです。
コントラバスやコントラバスクラリネットで低音を重ねて演奏すれば六重奏になります。
クラリネット2ndをHn.で演奏できるパート譜は同梱しています。
他の変更可能楽器はオーボエ→クラリネット、ファゴット→バス・クラリネットです。
16歳モーツァルトの名曲をコンサート・ピースなどに、ぜひどうぞ。
お求めの際はこちらからお願いします。
アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/
参考音源
https://youtu.be/NC6hglWS918
アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756~1791)はザルツブルク生まれました。
幼少のころから父レオポルトと同じく、ザルツブルク大司教の宮廷音楽家として活動しました。
父は彼に新しい音楽に触れさせ、多彩な音楽様式を学ばせるため、ロンドンやパリ、イタリアなどを
親子で旅行しました。
■ディヴェルティメントK.136~138
K.136~138までの3つのディヴェルティメントは,モーツァルト16歳の年にザルツブルクで書かれています。
いずれも弦楽合奏または弦楽四・五重奏のための曲です。通常ディヴェルティメントといえば,
もっと楽章数が多いのですが,この3曲は,いずれもメヌエットなしの3つの楽章から成っています。
このことから,後で交響曲にする予定だったのではないか,と言われています。
そのため,ザルツブルク・シンフォニーと呼ばれることもあります。
いずれも,イタリア風の瑞々しい感性に満ちた親しみやすい曲です。
ロッシーニの弦楽のためのソナタなどとも似た雰囲気のある愛すべき作品群です。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
ディヴェルティメント ニ長調 K.136 (125a)
《ディヴェルティメント》K.136は1772年、モーツァルトが16歳で書き上げた作品で、
父とともに訪れたイタリアの諸都市からザルツブルクへ戻った時期の創作です。
1772年=16歳の年の前半に、3曲セットで作曲されたディヴェルティメント(K.136~138)の第1作にあたります。
今日では、弦楽合奏で演奏される機会がほとんどですが、本来は4つのパートそれぞれ1名ずつによる
四重奏のための作品と推測されます。当時の演奏慣習では、弦楽四重奏を弦楽合奏で行なうこともあり、
演奏形態については特定できません。
ディヴェルティメントは、日本語では「嬉遊曲」と訳されることもあり、
その多くは夜会などの場で演奏されました。
明朗で軽やかな楽想が特徴で、特に楽章数や楽器編成の定型はないのですが、
一般的には楽章数は多い。18世紀後半に盛んに作曲され、ヨーゼフ・ハイドンはこのジャンルを
数多く手掛けています。モーツァルトのこの作品は3楽章構成で、第1楽章と第3楽章はソナタ形式、
そして第2楽章も簡素なソナタ形式です。また、ディヴェルティメントやセレナーデの定番となっている
メヌエット楽章は含まれていないことから、夜会目的の作品ではなかった可能性も考えられます。
モーツァルトは、1769年12月~1771年3月と1771年8月~12月にイタリア旅行を行いました。
この曲は、2回目の旅行から故郷ザルツブルクに戻って間もない時期に書かれた作品です。
急-緩-急の形をとるイタリアの「シンフォニア」(交響曲の起源のひとつ)に基づく構成と明朗な曲調に、
その影響が感じられます。
ただし作曲の経緯や用途はわかっていません。ディヴェルティメントは「自由な様式の器楽組曲」ですが、
当時は晩餐のBGM的な用途がメインですので、場を持たせるために多楽章で構成され、管楽器の使用が一般的でした。
ですから、交響曲のような3楽章構成+弦楽器のみの編成による本作は、いささか異例の存在でもあります。
いずれにせよ、流麗で瑞々しい音楽はすこぶるチャーミング。彼の10代の作品中、最上位の人気を獲得し、
弦楽合奏の重要レパートリーにもなっています。
16歳の天才少年の瑞々しい感性がほとばしる楽曲に、聴く者の心が軽やかになり、
一点の曇りのないスッキリと晴れ渡った青空を感じることができる作品です。
第1楽章
アレグロ ニ長調。第1ヴァイオリンによる明るく清々しい主題は、この楽章を特徴づけています。
いきなり第1ヴァイオリンが滑らかなメロディを弾き始めます。
このメロディは,モーツァルトの数ある名旋律の中でも特に爽やかなものです。
3曲の中では,この曲が単独で演奏される機会が多いようですが,このメロディの魅力によるものでしょう。
展開部では短調の部分も出てきて,何ともいえない陰影を作っています。
第2楽章
アンダンテ ト長調。典雅な趣の緩徐楽章。第1楽章の第1主題の動機が取り入れられており、
楽章間の結びつきが意図されています。スピードの速い,1・3楽章の間にあってホッと一息つくような楽章です。
シンプルな美しさのある楽章です。
第3楽章
プレスト ニ長調。第1主題では、第1楽章の冒頭の主題が形を変えて現れます。
展開部では、対位法的な書法もみられるロンド風ソナタ形式の楽章です。
はねるような序奏に続いて,第1楽章の主題に似たメロディが出てきます。
第2主題は小刻みな感じで,展開部では,この2つが絡み合います。
一気に吹き抜けていく爽やかな風のような楽章です。
アトリエ・アニマート
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