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金管五重奏 ピカデリー :サティ 楽譜

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¥1,750 税込

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金管五重奏 ピカデリー :サティ
LE PICADILLY

編成はトランペット2本、ホルン、トロンボーンまたはユーフォニアム、チューバです。
ホルンはトロンボーン、ユーフォニアムに変更可能。
その他、木管、サックスなどの五重奏も可能。
サティの魅力を、ぜひ演奏で表現してみてください。
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/Bx9_zMgIQRg

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html

「ピカデリー」は、「ジムノペディ」や「きみが欲しい」と並んで有名な曲ですが、
もともとはピアノ弾きをしていた酒場のために作曲したシャンソンで、後に自分でピアノ曲に編曲しました。
1904年に作曲されたケークウォーク風のマーチです。「ケークウォーク」はアメリカの黒人が白人のまねをして踊ったところから始まった音楽です。
同じパターンを繰り返す伴奏と旋律のシンコペーションが特徴です。シャンソンらしい軽妙なお洒落感も見られます。
ドビュッシーも好んでケークウォークを書きましたが、この作品はドビュッシーに先んじて書かれた曲です。
CMにも使われたりしたので聴いた事があるかもしれません。
1分余りの短い曲ですが、ラグタイム風の親しみやすいメロディを持っています。
コミカルな曲調からはいかにもサティらしい皮肉がたっぷりと感じられます。

テレビや映画、街中で、エリック・サティの音楽を耳にしたことのない人は、いないといっても過言ではないでしょう。。
クラシック音楽の世界からは「異端児」とされ、一方で「現代音楽のルーツの1つ」と称されるエリック・サティ。
1866年フランスに生まれ、59才でその生涯を閉じるまでに、
後世へまで影響力を持つ数多くの音楽作品を残しました。
「パリ音楽院で最も怠惰な生徒」。これが「音楽界の異端児」と呼ばれたエリック・サティの
学生時代の評価でした。優等生とは程遠い生活を送っていたサティは、パリ音楽院を中退し、
何を思ったのか軍隊へ志願入隊します。しかしその軍隊も1年で除隊となったサティ。
1887年、22才で足を踏み入れたのが、当時パリの中でも画家や詩人、
ダンサーなどの若い芸術家たちが集い、自由な雰囲気をたたえていた街・モンマルトルでした。

サティは、17世紀頃から300年近く続いていた西洋音楽の伝統「調性音楽(長調や短調など機能和声に基づいた音楽)」、
いわゆる「ドレミファソラシド」のルールを壊した張本人と言われているのです。
モーツァルトもベートーヴェンもワーグナーも「調性音楽」という枠の中で作曲していたけれど、
サティはそれをぶっちぎって、グレゴリオ聖歌(9世紀頃に発祥したローマ・カトリックの宗教音楽)で
使われていた音階「教会旋法」を、クラシック音楽に初めて持ち込み、「無調」といわれる音楽の先駆けになりました。
そして、ドビュッシーやラヴェルが続き、シェーンベルクが「十二音技法」という無調音楽の作曲技法を確立し、そこから現代音楽が花開いていきました。
さらにそれはジャズや今のポッブスにもつながっています。
つまり伝統的なクラシック音楽と今の音楽をつないでいるところにサティがいるのです。

エリック・サティという作曲家は、異色の作曲家といわれます。
これは比較的穏当な描写ですが、なかには、“異端児”とか“変人”と称される場合もあります。
こういったレッテルが貼られる最大の所以は、サティが常に己の心の命じるところに正直に生きところにありました。
自分らしく音楽に向き合うことが常識への挑戦となったのです。
サティは、名誉や権威を(過度に)求めることなく、真摯に理想の音楽を追求しました。
その結果、現代の音楽につながる、新しい扉が開きました。サティの功績には偉大なるものがあります。

エリック・サティは、1866年生まれのフランスの作曲家で、ドビュッシーやラヴェルなどに大きな影響を与えたとされる一方、
「音楽界の異端児」「音楽界の変わり者」とも呼ばれていました。
パリ音楽院(コンセルヴァトワール)に入学しますが、伝統的な調性音楽になじめず退学、酒場のピアノ弾きなどをしながら作曲を行っていました。
歴史に残るような音楽を作曲する人は通常の人とは感覚が異なるようで、天真爛漫すぎるモーツァルトや自分勝手すぎるワーグナーなど、
大作曲家には変人が多いのですが、サティはその中でも際立って奇行が多かったようです。
その代表的なエピソードには、次のようなものがあります。
・作曲した曲に、「犬のためのぶよぶよとした前奏曲」、「ひからびた胎児」、「官僚的なソナチネ」、
「あらゆる意味にでっちあげられた数章」など、風変わりなタイトルをつけています。
・世界一長い曲として、ギネスに認定された曲があります。 その曲は「ヴェクサシオン」といって、演奏時間18時間! 
しかしこれは、1分少々の短いピアノ楽譜で、これを840回繰り返すよう指示が書き込まれていました。
そして「ヴェクサシオン」の言葉の意味は「嫌がらせ」。
・オカルト教団のおかかえ作曲だった時期もあったが、後に教団と決裂すると、自分が教祖で信者のいない教団を立ち上げ、
自宅の押入れを祭壇にして活動をしていました。
・作曲の依頼を受けた時、依頼料が高すぎると怒り出し、金額を下げさせました。
・「家具の音楽」という後世のBGMのように、意識的に聴かない音楽を提唱し、
「この曲に聴きいらず、そのままお喋りを続けてください」との前置きをして、演奏を始めたのですが、
人々が静かに曲に聴き入ってしまったため、烈火のごとく怒りました。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

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