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サックス四重奏 ドビュッシー :小さな黒人(ケークウォーク)
The Little Negro
Debussy, Claude Achille:The little nigar(Cakewalk) C-Dur
編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。
クラリネット四重奏や木管四重奏でも演奏可能。
ユーモラスで可愛らしいドビュッシー作品をぜひ表現してみてください。
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アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/
参考音源
https://youtu.be/QTvye1YAlJs
アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html
この曲は2分ほどのピアノの小品です。テオドール・ラックという人が編集した「ピアノ初級教則本(1909年)」の中に収録されていた曲で,
長年忘れられたままになっていました。
曲は「子供の領分」の中の「ゴリウォークのケーク・ウォーク」と大変よく似た雰囲気の曲を持っています。
この曲には「お菓子のダンスと呼ばれる黒人の踊り」というサブタイトルが付けられていますが,
黒人たちは彼ら特有のケーク・ウォークというダンスを競い,その勝者に賞品としてお菓子が送られたということです。
というわけで,この曲は「ゴリウォークのケーク・ウォーク」の弟分と言えます。
ドビュッシーはこの曲と同じ旋律を子供用のバレエ曲「おもちゃ箱」に用いています。
曲はA-B-A-Bという簡潔な形式で書かれています。「ゴリウォーク...」の方はもう少しグロテスクな感じがありますが,
この曲はタイトルどおり可愛らしい曲となっています。
43歳になったドビュッシーは二人目の妻との間に一人の娘クロード・エンマを授かります。
そして、ここからは親バカの道を邁進することになるのです。娘のことを「シュシュ(キャベツちゃん)」と呼び、
仕事で家から遠く離れると娘に愛を伝える手紙を送りました。そして1908年、3歳になった娘に捧げたプレゼントこそ、
「ゴリウォーグのケークウォーク」も含まれるピアノ組曲「こどもの領分」でした。
楽譜の表紙の絵をもドビュッシーが描いたというこの作品には、彼がイメージする、愛する娘を中心とした小さな世界が描かれます。
ある曲はピアノの練習曲に奮闘する子供の姿を、またある曲ではシュシュが愛してやまなかったというぬいぐるみや人形を主人公に、
ユーモラスで暖かな物語が語られます。ドビュッシーにとって異例の雰囲気を持ったこの組曲は、
彼の心配をよそに、初演から観客の心をつかみました。
「こどもの領分」の最後を飾る「ゴリウォーグのケークウォーク」は、シュシュが大好きだった「ゴリウォーグ」が
踊りだすイメージで作曲されています。ドビュッシーが当時興味を持っていたアメリカのダンス「ケークウォーク」の
音楽をヒントにかかれた、独特のユーモアを持つ作品です。またこの作品には、ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」の
冒頭部分が引用されています。しかもその引用直後には、まるで観客が笑っているようなフレーズが続きます。偉大なワーグナーに
あこがれたドビュッシーの憎愛入り混じるリスペクトがこの作品のユーモアを生んでいます。
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