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クラリネット七重奏(八重奏) バッハの名による幻想曲とフーガ
作曲:フランツ・リスト(Franz Liszt)
編成はBbクラリネット6本、バスクラリネットです。
1stクラリネットをEsクラリネットで演奏するパート譜を同梱しています。
コントラバスクラリネットで低音を重ねて演奏すれば八重奏になります。
1stおよび2ndクラリネットはフルートに変更可能です。2ndクラリネットはオーボエに変更可能です。
バスクラリネットはファゴットに変更可能です。このような変更で木管七重奏となります。
サックス七重奏、にも変更可能です。
リストの荘重な名曲をコンテストなどに、ぜひどうぞ。
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アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/
参考音源
https://youtu.be/1Z58XBJqX0Y
アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html
バッハの名による幻想曲とフーガは、フランツ・リストの作曲したオルガン曲、あるいはピアノ曲です。
低音で奏されるBACH動機の繰り返しに始まり、全曲を通じてBACH動機を執拗に変容させながら自由な展開を見せます。
中間にはアンダンテ、ミステリオーソと指示されて始まるフーガが置かれています。なお、このフーガ主題ではオクターヴの十二音全てが用いられています。
調性は変ロ長調とト短調を中心に推移しますが、BACH動機自体が半音階的な音形をとるため、調性が不明瞭な場面が多くあります。
37歳でワイマールに落ち着いたリストは、音楽会の指揮・統率や、演奏活動に加え、ピアノ教育や作曲などにも十分な時間を費やし、非常に充実した日々を送りました。
バッハの作品研究にも励み、尊敬の念から、バッハの名を主題にした曲を創作したのもこの時期です。
1855年、リストは、最初のオルガン曲《コラール『アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム』による幻想曲とフーガ》の初演を行い、
これに続けてオルガン曲《バッハの名による前奏曲とフーガ》を完成させました。
ちなみに、《バッハの名による幻想曲とフーガ/Fantasie und Fuge uber den Namen BACH 》は、このオルガン曲《バッハの名による前奏曲とフーガ》を改め、
1871年、さらにピアノ用に編曲したものです。
ピアノでの演奏効果があがるように改められていて、よく演奏されています。
冒頭に提示される怪しげで印象的な主題は、バッハのスペルBACHにそれぞれ音(シ♭―ラ―ド―シ)をあてはめたものであり、
これが曲全体を通して形を変えながら何度も登場します。
内的な精神世界まで見事に表現されている作品で、さすがリストと言える深遠な作品です。
演奏において、全体的にフォルテで奏されるところが多いのですが、決して力むことがないように、充実した響きをつくりあげていきたいものです。
フランツ・リストはハンガリー系のドイツのピアニスト、作曲家です。リストはハンガリー語を母国語として使わず、その文化も異質なものでしたが、
自らの血統を強く意識していました。ヨーロッパ中をその活動地とし、ドイツ語圏のほかはパリ、ローマで活躍しました。
幼いころに神童としてヴィーン、次いでパリにデビューしました。若くして演奏家として名を挙げたリストは、
いったん華やかな社交界を辞してスイスへ移り住み、自らの音楽性を探求する日々を送りました。
これが《旅人のアルバム》、《巡礼の年報》の作品として実を結びました。また、39年にイタリアで表舞台に復帰した後に
《ダンテを読んで》《ペトラルカのソネット》などが生まれるのも、その延長上の成果です。
その後の8年間でリストは、ヴィルトゥオーゾとしてヨーロッパ全土に熱狂を巻き起こしましたが、演奏旅行に明け暮れる生活をやめ、
作曲に専念することを決意します。1848年、ヴァイマル宮廷楽団の常任指揮者となり、居を構えました。
ここでリストは、自らの管弦楽曲、とりわけ交響詩と標題交響曲のための実験を繰り返し、大規模作品を完成させていきました。
また鍵盤作品にも《超絶技巧練習曲》、ピアノ・ソナタロ短調などがあります。
しかし53年にヴァイマル大公が代替わりすると、61年にはローマへ赴きました。
69年にはヴァイマルでピアノの教授活動を再開、のちにブダペストでもピアノのレッスンを担当し、ローマと併せて3つの都市を行き来する生活となりました。
晩年は彼のもとを訪れた多くの音楽家を温かく励まし、優れた弟子を世に送り出しました。
生涯を通じて音楽の未来を信じ、つねに音楽の歴史の「前衛」であろうとしました。
リストが音楽史上最大の技術を持つピアニストであったことは、彼が「自分のために」作曲した数々の難曲と、当時の演奏会評から確かめられます。
また、レパートリーもきわめて広範囲に及び、当時はまだ決して一般に広まっていたとはいえないバッハの対位法作品から、
音楽的に対立する党派といわれたシューマンの作品まで、ありとあらゆるものを取り上げました。
更にリストは、従来さまざまなジャンルや編成と複数の出演者で行っていた公開演奏会の形式を改め、
自分ひとりで弾きとおすリサイタルを始め、集中力のより高い演奏会を作り出しました。
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