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木管と打楽器六重奏「12番街のラグ」
Twelfth Street Rag
Euday L. Bowman
編成はフルート(エスクラリネットでの演奏可能)、クラリネット2本、バスクラリネット、ファゴット
およびドラムセット(省略可)です。
エスクラリネットのパート譜は同梱しています。
ラグタイムの名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。
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アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/
参考音源
https://youtu.be/u7t2AjaPn_Y
アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html
12番街のラグ(Twelfth Street Rag)は1914年にユーディ・L・ボウマン(Euday L. Bowman)が作曲したラグタイム曲です。
曲名はボウマンが出演していたカンザスシティの盛り場「12番街」から採られています。
ラグタイム時代にとりわけ有名なベスト・セラーとなった曲であり、ルイ・アームストロングからレスター・ヤングまで、
多くの様々なアーティスト達が録音してきていて、
現在もディキシーランド・ジャズのスタンダード・ナンバーとなっています。
ピー・ウィー・ハント(Pee Wee Hunt)のピアノ録音はビルボードの1948年のナンバー・ワン・シングルとなり、
300万枚を超す売り上げとなりました。
作曲者ユーディ・L・ボウマン自身もこの曲を録音して Bowman 11748 として出版しました。
この曲の楽式は、「イントロ A A1 イントロ2 A2」です。
この曲は「ジョー・フランクリン・ショー」(the Joe Franklin Show)のテーマ曲として最もよく知られています。
1919年のチャーリー・チャップリンによる短編映画『一日の行楽』では、乗船中のシーンで、アフリカ系アメリカ人のバンドが
この曲のポピュラー・ラグのバージョンを演奏しているのを聴くことができます。
最近では、テレビ・シリーズ『スポンジ・ボブ/スクエアパンツ』のバックグラウンド・ミュージックで、
ウクレレのバージョンがよく用いられています。
ラグタイムは、19世紀末から20世紀初頭に掛けてアメリカで流行した音楽の名前です。
黒人のダンスの伴奏音楽や、酒場で黒人が演奏したピアノ音楽が起源であり、白人の客に受けのいいマーチなどの西洋音楽に
黒人独特のノリが加わり、シンコペーションを強調した初の軽音楽になりました。演奏楽器は主にピアノで、
その他にバンジョー、マンドリンや管楽器などの小編成バンドがラグタイムを奏でました。
初めて出版されたラグタイム・ピアノの楽譜は、白人 William H. Krell の「Mississippi Rag」(1897)ですが、
スコット・ジョプリン Scott Joplin(1868-1917)がミズーリ州で出版したピアノ曲「Maple Leaf Rag」(1899)が
決定的な大ヒットとなり、それがラグタイム黄金期(1899-1917)の始まりとなりました。
「Maple Leaf Rag」の成功を受けて、アメリカ全土で、有名、無名、男女、人種に関わらず、多くのピアニストが
ラグタイムを作曲しました。元々西洋音楽がベースになっていることから、ラグタイム人口は、白人が圧倒的に多い状況です。
ラグタイムの流行は Scott Joplin の死(1917)以降は急速に衰え、より自由度の高い新しい音楽「ジャズ」にも人気を奪われ、
もっとも有名なスターク出版社は、1922年でラグタイム楽譜の出版をやめました。
その後のラグタイムは、1940年代後半に本格的なクラシック・ラグ見直しの動きが出てきました。
そして、Scott Joplin のラグが1971年のアメリカ映画『スティング』の音楽に使われるにいたって、本格的なラグタイムのリバイバルが起こりました。
特にクラシック界でラグタイム熱が高まり、世界的バイオリニストやメトロポリタン歌劇場の常任指揮者らがこぞってラグタイムを取り上げました。
ラグタイムは今やスタンダードともいえるレパートリーであり、現代の生活にとけ込んだ音楽なのです。
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