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金管四重奏 「トルコ行進曲」ベートーヴェン
Turkish March
L.V.Beethoven
編成はTp.、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
Hn.はTp.に変更可能(パート譜同梱)です。
木管四重奏版、サックス四重奏版、クラリネット四重奏版、
鍵盤打楽器三重奏版は発売中です。
ベートーヴェンの異国情緒溢れる名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。
お求めの際はこちらからお願いします。
アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/
参考音源
https://youtu.be/rZeAG8LUBJQ
アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html
ベートーヴェン :創作主題による「6つの変奏曲(トルコ行進曲変奏曲)」Op.76ニ長調
Beethoven, Ludwig van:6 Variationen uber ein Originalthema D-Dur Op.76
作曲年代:1809年(ベートーヴェン38歳)
出版:1810年 10月
このピアノ曲は1809年の9月から10月にかけて作曲し、1810年8月にロンドンのクレメンティ社、
11月にライプツィヒのブライトコップフ&ヘルテル社から初版出版されたときには、
単に《ピアノフォルテのための主題と変奏》(ロンドン版)、《ピアノフォルテ変奏曲》(ライプツィヒ版)とだけ表題されています。
ベートーヴェンの《トルコ行進曲》
この愛称は、同じ主題が後に作曲家自身の劇音楽《アテネの廃墟》(1811年)の第4曲「トルコ行進曲」に転用されたことに因ります。
主題は1拍目に重心を置いたトルコ軍楽風の力強いリズムをもっています。これに基づく6つの変奏は、和音の厚さを保ったものと、
線的な旋律を中心に展開するものから成ります。和声構造が単純な主題であるだけに、
後者のような雰囲気の異なるタイプの変奏が入ることで、作品の面白みが増しています。
ベートーヴェンはこの主題を、1811年8月末から9月半ばまでのあいだに、ペスト(現在のハンガリー)に建造された
ドイツ劇場開幕こけら落し公演のために作曲した祝典音楽《アテネの廃墟》の第4曲としてオーケストラ編曲を施しました。
このとき初めて、《マルチァ・アラ・トゥルカ(トルコ風行進曲)》と表記したのです。
劇中で、失望した女神アテナの側を、トルコ軍楽隊が遠くからやってきて、やがて去っていく、という情景を描いた曲です。
モーツァルトにしてもハイドンにしても、トルコ風の音楽は短調で書いていますが、これは変ロ長調の明るい調子です。
オスマン帝国の恐ろしいイメージはなく、おもちゃの兵隊の行進のような愛らしささえあります。
今ではピアノ編曲で演奏される方が圧倒的に多いですが、原曲は実はベートーヴェン自身のピアノ変奏曲のテーマから取られています。
フルートの代わりにピッコロを使い、シンバル、大太鼓、トライアングルを加えているのは、モーツァルトの
『後宮からの誘拐』と同じく、当時のトルコ風音楽の定石に従っています。
『アテネの廃墟』作品113(アテネのはいきょ さくひん113、独: Die Ruinen von Athen)は、
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが作曲した劇付随音楽です。また「祝祭劇」とも呼ばれます。
その中の第4曲「トルコ行進曲」が有名です。
「アテネの廃墟」は、トルコに征服されて廃墟となったアテネ(ペスト)を王が救うという物語で、
最後はハンガリー王であるフランツI世が称えられます。
『トルコ行進曲』は、西欧の作曲家がオスマン帝国の軍楽隊の音楽にインスピレーションを受けて作曲した行進曲です。
この付随音楽は、アウグスト・フォン・コツェブー(ドイツ語版)の同名の戯曲に基づいて、
1811年秋から1812年にかけて作曲されました。元々1811年の10月21日に、ハンガリーのペスト市(現ブダペスト)に
新設されたドイツ劇場のこけら落としが行われる予定でしたが、開場が遅延したため翌年2月9日に改めて初演されました
(同時に『シュテファン王』も上演されています)。
またこの時はコツェブーの戯曲とベートーヴェンの付随音楽と共に初演されています。
その後、付随音楽はあまり演奏される機会がなくなり、ベートーヴェン自身この作品を「気晴らしの小品」と呼んでいました。
なお1814年1月2日に行われた演奏会で、彼はこの付随音楽の第6、7、8曲を
交響曲『ウェリントンの勝利またはビトリアの戦い』(戦争交響曲)と共にプログラムを組んでいて、
その際演奏会のクライマックスで、覆いが取れて皇帝の肖像画があらわれるという仕掛けを思いつき、
それをこの上なく素晴らしい演出だと自負したという逸話があります。
ベートーヴェンが極めて自分の思うところを率直に具体化した好例といえます。
現在は序曲と「トルコ行進曲」以外ほとんど演奏されませんが、「トルコ行進曲」はピアノ用の編曲でも親しまれています。
トルコ行進曲
ヴィヴァーチェ(変ロ長調、4分の2拍子)の行進曲。付随音楽では第4曲に含まれる楽曲です。
この音楽の主題はピアノのための『創作主題による6つの変奏曲』(作品76)から採られていて、
主題はベートーヴェンのオリジナルですが、かつてはロシア民謡からの引用とする説も挙げられていました。
またピアノ用に編曲されていて、こちらも幅広く親しまれています(アントン・ルビンシテインによる編曲もある)。
絶大な勢力を誇っていたオスマントルコの軍隊は、音楽隊の演奏に合わせて行進をしていました。
この曲では軍隊が遠くから近づき、又遠くへ去っていく様子が表現されています。
オスマン帝国は行軍の時にメフテルと呼ばれる軍楽隊を引き連れていくことが多く、その独自のリズムとメロディーは
当時のヨーロッパの人々に大きな衝撃を与えました。
メフテルによる軍楽には、打楽器が一定のリズムを終始繰り返し展開するという共通した特徴があり、
その独特のリズムをピアノ曲等に取り入れた作品がモーツァルトやベートーヴェンなどの「トルコ行進曲」と呼ばれています。
ちなみに、今日まで伝わるトルコ軍楽としては「ジェッディン・デデン(祖先も祖父も)」が特に有名です。
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