1/2

金管四重奏 フルート四重奏曲 第4番 イ長調 K.298からロンド 楽譜

b4K298-pdf.zip

¥1,520 税込

なら 手数料無料の 翌月払いでOK

ダウンロード販売の商品
購入後にDL出来ます (431642バイト)

金管四重奏 フルート四重奏曲 第4番 イ長調 K.298からロンド
Rondo : Allegretto grazioso
W.A.Mozart

編成はTp.、Hn.、Tbn.またはEup.、Tubaです。
クラリネット四重奏、サックス四重奏、木管四重奏版は発売中です。
モーツァルトの名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。
お求めの際はこちらからお願いします。

アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/A3XDpCXBhIU

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html

フルート四重奏曲は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1777年から1786年にかけて作曲した室内楽曲です。フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの4つの楽器編成であり、
弦楽四重奏曲における第一ヴァイオリンをフルートが担当していると考えられます。第1番から第4番まで全4曲あり、特に第1番が広く知られています。
1777年9月、21歳のモーツァルトは職探しの目的でパリへの旅行に行きました。その途次、長期間滞在したマンハイムには、当時のヨーロッパで有数の宮廷オーケストラがありました。
モーツァルトはこのオーケストラへの就職を希望しましたが、成功するには至りませんでした。しかしモーツァルトは、このオーケストラの名フルート奏者ヨハン・バプティスト・ヴェンドリング(Johann Baptist Wendling)
という人物と親交を結び、ヴェンドリングは、ボン出身でオランダ東インド会社に勤務した裕福な医師(理髪外科医)フェルディナント・ドゥジャン(ド・ジャンとも、Ferdinand Nikolaus Dionisius Dejean)を
モーツァルトに紹介しました。音楽愛好家で、自身もフルートを吹くというドゥジャンは、モーツァルトに200フローリンで「小さくて軽く短い協奏曲を3曲と四重奏曲を何曲か、フルートのために作って」くれるように
注文しました。少しの収入が欲しかったモーツァルトはこれに応じ、結局出来上がったのはフルート協奏曲第1番、第2番(後者は旧作のオーボエ協奏曲の編曲)と3曲のフルート四重奏曲でした。
しかし約束が違うというわけで、報酬は当初の話の半分以下の96フローリンにされてしまいました。
実はモーツァルトはフルート(の音色)が嫌いで、1778年2月14日付の父宛ての手紙の中で「我慢できない楽器のための作曲をずっと続けなければならないと、お分かりのように、僕はうんざりしてしまうんです。」と
書いています。真相はわかりませんが、当時のフルートはまだベームによる改良以前で音程が不安定だったため、あるいは
アロイジア・ウェーバー(Aloysia Weber、後に妻となるコンスタンツェの姉で、作曲家ウェーバーの従姉)への恋の悩みのために予定した量の作曲が出来なかったことの言い訳だったとする説もあります。
なお、これより後の1786年ごろにもう一曲作曲していて、現在では4番と呼ばれています。

第4番 イ長調 K. 298
従来の説では1778年にパリで作曲とされてきましたが、現在では1786年の秋から翌年の初め頃にウィーンで作曲されたという説が決定的になっています。というのは、
この曲の全ての楽章の主題が当時の流行していた歌からできていてり、第3楽章が1786年にウィーンでヒットしたパイジエッロのオペラ『勇敢な競演』のアリアの主題を拝借しているからです。
1786年といえば、オペラ『フィガロの結婚』や『プラハ』交響曲が生み出された時期で、音楽の彫りが深くなり、表現にいっそう幅が増した時期でしたが、
この四重奏曲はむしろ気楽で快適な気分に満ちています。各楽章の主題が当時親しまれていた旋律によっていることも、そんな性格をいっそう強めています。

第1楽章 アンダンテ
イ長調、4分の2拍子、変奏曲形式。
フランツ・アントン・ホフマイスターの歌曲「自然に寄す」の主題による変奏曲で、フルートによる主題の後に4つの変奏が続き、主旋律を担う声部は次第に低弦へと移って行きます。
第2楽章 メヌエット
ニ長調、4分の3拍子、三部形式。
主題はフランスの古い民謡「バスティエンの長靴」です。生き生きとしたリズムの主部と、フルートの軽やかな舞いによる中間部のトリオから成っています。後者の旋律は、フランスの昔のロンドによっています。
第3楽章 ロンドー:アレグレット・グラツィオーソ
イ長調、4分の2拍子、ロンド形式。
明るく、壮麗なフィナーレですが、冗談でロンドーを“Rondieaoux”とふざけて表記している上に、アレグレット・グラツィオーソと指示した速度指定のあとに、
「あまり速すぎず、あまり遅すぎず、そうそう、愛想良く、上品に、表情豊かに (ma non troppo presto, pero non troppo adagio. Cosi-cosi - Con molto garbo ed espressione) 」と
いたずらめいた指定が書き込まれています。こうした例はホルン協奏曲にもあり、モーツァルトが親しい知人たちのための作品に書き込む冗談で、これは友情の産物であることを暗示しています。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

  • お支払い方法について

¥1,520 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品