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Solo+マリンバ二重奏+ 邦楽「春の海」
宮城道雄
The Sea in Spring
Michio Miyagi
編成はソロ楽器、マリンバ2台、コントラバスです。
参考音源ではFl.がSoloを担当しています。
同梱のSoloパート楽譜はin F版(Hn.)、
in C版(Ob.、Mallet Perc.、Recorderなど)、
in C-Fl.版(Fl.、Pic.、Recorder、Violin)、
in C低音版(Eup.、Bsn.、Tbn,、St.Bs.、Celloなど)、
Tubaは1オクターブ下げて演奏可能です。
in B版(Tp.、Cl.、Bs.Cl.、Sop.Sax.、T.Sax.など)3種類、
in Es版(Es Cl.、A.Sax.、B.Sax.など)が含まれています。
弦楽器も含めて多くの楽器がSoloを担当することができます。
日本風情を感じる名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。
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参考音源
https://youtu.be/IPoHLfb9n_s
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https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ
アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html
「春の海」は、宮城道雄(みやぎみちお)によって作曲された日本の楽曲です。
宮城道雄は、日本の作曲家で、1910年から1981年にかけて活動しました。
彼の音楽は日本の伝統音楽と西洋の音楽の融合に焦点を当てており、その代表作の一つが「春の海」です。
「春の海」は、日本の美しい自然や季節の移ろいインスパイアを受けた楽曲で、
日本の春の美しさと海の広がりを表現しています。この曲は、宮城道雄の作曲スタイルを代表し、
日本の伝統音楽要素と西洋のクラシック音楽の要素を見事に調和させています。
宮城道雄は、邦楽の伝統を守りながらも、新しい音楽の形式とスタイルを探求しました。
彼の作曲は、邦楽の新たな展望を開く一歩となり、日本の音楽界に新しいアイデアと創造性をもたらしました。
宮城道雄は、旋律の美しさと表現力に重点を置いた作曲家でした。
尺八や箏などの楽器による旋律は、日本の伝統音楽の要素を活かしながら、感動的で美しい音楽を提供します。
この曲は新日本音楽を代表する作品として、宮城道雄が昭和4年(1929年)に作曲しました。
編成は、箏+1尺6寸の尺八、尺八の代わりにフルートやヴァイオリンに、お箏の代わりにピアノなど
様々にアレンジされ親しまれています。
曲は春ののどかな瀬戸内海の情景を現した曲で、ABAの3部形式からなっています。
Aパートはゆったりとした浜辺の渚の様子を、Bパートは少しテンポを上げ、舟歌まじりの船頭が櫂(かい)を漕ぐ様子が
表現されています。また、お正月の時やおめでたい時などは、この曲が決まってBGMとして流され、
日本人の和の心を代表する曲としても多くの人に認知され、聴くだけで和の心を想起するという圧倒的な知名度を誇ります。
作曲当初はさほど注目されていなかったのですが、フランス人女性ヴィオリニストのルネ・シュメーが
宮城道雄が奏するお箏と合奏したことで、世界中の人に知られることとなりました。
宮城道雄=大阪生田流、神戸・東京・ソウル・仁川など幅広く活躍しました。1894-1956年
彼は神戸に生まれました。明治35年に失明し、地歌筝曲の道に入りました。
弱冠11歳の時には中菅(ナカスガ)の芸名で師匠の代理稽古まで任されるほどの天才的なお箏の才能がありました。
その2年後には、朝鮮の仁川に家族とともに渡り、13歳で地歌筝曲の教授を開始しました。
日本国内で習った曲数がそれほど多くなかったために、自分で作曲を行いながら増やしていきました。
この時期に、「水の変態」が生まれます。大正2年には、結婚し宮城姓に改姓し、
尺八家の吉田晴風(ヨシダセイフウ)・中尾都山(ナカオトザン)らと親交を結び、
のちに新日本音楽という名称で活動するようになりました。
地歌筝曲だけでなく、邦楽界に多大な影響を与え、多くの発展を促した功績は高く評価されています。
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